★ワタベ、取引金融機関6社が債権放棄など同意

　事業再生ADR手続が成立、再生計画を推進へ

　ワタベウェディングは5月27日、取引金融機関から債務免除などの金融支援を受けることについて同意が得られたとして、事業再生ADR手続が成立したと発表した。債務免除などに応じた取引金融機関は6社で、対象借入債務185億円のうち、約49.07％に当たる約90億7800万円が債権放棄される。残債務の弁済については、2023年から2030年まで支援後債権の元本返済を行う。
　同社は興和からスポンサー支援を受け、同社の完全子会社となることを目的に出資契約を締結した。興和を割当先とする総額20億円の第三者割当てを実施し、株主を興和のみとするための株式併合などについて、5月28日の臨時株主総会に付議する。