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2021.05.14

WING

空港施設決算、特別損失で最終9億3300万円赤字

経常36億1700万円も資産再評価で減損損失に

 

 空港施設は5月13日、2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の連結決算を発表した。同期は新型コロナウイルス感染症の影響で空港利用者が激減したため、給排水運営事業で売上が減少し、売上高は前期比2.8%減の241億5500万円となり、営業利益が8.4%減の38億3100万円、経常利益が4.8%減の36億1700万円となった。その上で、感染症影響で厳しい経営環境となった航空関係顧客などに対し、賃料債権や熱料金債権を免除。さらに戦略的な資産の再評価を行い、発生した減損損失を特別損失へ計上した。そのため純損失として9億3300万円(前期22億2700万円利益)を計上し、最終赤字となった。

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