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2021.05.11

WING

日本空港ビル決算、感染症影響など営業損失590億円

ワクチン接種で回復期待も次期予想も赤字に

 

 日本空港ビルデングの2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)連結決算は、新型コロナウイルス感染症の影響で旅客数が大幅に減少し、施設利用料や商品・飲食の売上げが落ち込んだため、営業収益が前期比79%減の525億7200万円となった。投資の抑制などコスト削減に努めたが、2020年度に供用を開始した羽田空港国際化関連施設による減価償却費増加などが影響し、営業損失が590億2000万円(前98億9200万円利益)になり、経常損失が573億2000万円(87億500万円利益)、当期純損失が365億7800万円(50億1200万円利益)となった。

 

※写真=日本空港ビルデングの20年度決算は感染症影響で厳しい結果に