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2021.05.10

WING

JAL20年度決算、売上65.3%減、2866億円純損失の赤字

国際線ほぼ消滅、通期見通し難しく未定に

 

 日本航空(JAL)の国際財務報告基準(IFRS)による2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)連結決算は、新型コロナウイルス感染症の影響が長引いたため、売上収益は前年同期比65.3%減の4812億円となった。需要が大幅に減少していることで、機動的な供給調整を展開し、さらには固定費削減に努め、営業費用が32.4%減の8850億円となったが、財務・法人所得税前利益のEBITでは3983億円の損失(前年比4871億円減)となり、純損失として2866億円(3347億円減)となった。

 

※図=2022年度3月期通期予想は未定も、黒字化のイメージを公表した(提供:JAL)