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2021.04.28

WING

米海軍のF-35RRTが前方展開してF-35B整備実施

アラビア海展開中の「マキン・アイランド」等で

 米海軍航空システム・コマンド(NAVAIR)は4月26日(米国ノースカロライナ州現地時間)、東部艦隊即応センター(FRCE)のF-35ラピッド・レスポンス・チーム(RRT)が前方展開して、米海兵隊のF-35B戦闘機の整備ニーズに対応したと発表した。
 展開したのはアリゾナ州のユマ海兵航空基地とアラビア海に展開している強襲揚陸艦「マキン・アイランド」で、FRCE RRTの整備士たちは12機のF-35Bの検査および修理を、移動・新型コロナウイルスの予防検疫期間・作業日を含めて40日以内で行ったとしている。
 「マキン・アイランド」に展開したFRCE RRTは、艦内など前方展開レベルでの整備には普通必要としないツールなどを携行して到着し・・・

 

※写真=米海軍のFRCE RRTが「マキン・アイランド」などに前方展開し、前方整備レベル以上の整備をF-35B戦闘機に行った(提供:NAVAIR)

※写真=FRCE RRTが整備を行っている間も15th MEUのF-35Bは出撃任務を継続することが出来たとのこと。NAVAIRは、現場で修理することにより、機体を後送することなく機体のダウンタイムを減らすことが出来るとしている(提供:NAVAIR)