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2021.04.28

WING

エンブラエル1Q、商用機納入数はわずか9機

ビジネスジェットは13機納入、コロナで伸び悩む

 エンブラエルは4月27日(サン・ホセ・ドス・カンポス現地時間)、2021年第1四半期(21年1-3月)の民間航空機引き渡し実績を公表した。それによれば、商用旅客機の累計引き渡し数が9機に留まった。一方、ビジネスジェットは13機だった。
 新型コロナウィルス感染拡大の影響で、機体製造メーカーの引き渡し数も伸び悩んでいる。エンブラエルの今第1四半期の商用旅客機の引き渡し数は前述したように、わずか9機だった。このうちE195-E2が5機で、E190-E2は2機、そしてE175も2機納入した。
 一方、ビジネスジェットの引き渡し数をみてみると、大型のPraetor500が1機、Praetor600を2機納入したほか、小型のPhenom100が1機、Phenom300が9機などとなっている。