記事検索はこちらで→
2021.04.27

WING

IATA、欧州の米国人旅行者受入再開を歓迎

ワクチン接種者限定で今夏にも、IATA「あるべき姿に向け一歩」

 国際航空運送協会(IATA)は4月26日(ジュネーブ現地時間)、欧州連合(EU)のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長がニューヨーク・タイムズのインタビューのなかで、今夏にもワクチンを接種した人を対象に米国からEUへの旅行者の渡航を認める方針にあるとコメントしたことを、歓迎する意向を示した。
 IATAのウィリー・ウォレスCEOは「これはあるべき姿に向けた一歩だ。旅行や愛する人との再会、ビジネスチャンスの開拓、仕事への復帰など、多くの理由で人々に希望を与えるものだ」と欧州の姿勢を歓迎した。その上で、「この希望を現実のものとするためには、欧州の意図を詳しく知ることが不可欠。十分な準備をするためには、欧州が業界と協力して、航空会社が公衆衛生上のベンチマークとスケジュールに沿って計画を立てられるようにすることが不可欠」であることを強調。「これにより米国だけでなく、欧州医薬品協会が承認したワクチンを使用している全ての国から、ワクチン接種者が無条件で渡航できるようになる」との認識を示した。
 また、ウォルシュCEOは重要なポイントは・・・・・。

 渡航の自由、ワクチン未接種者を排除すべきではない
 新型コロナ検査で陰性なら渡航の自由を