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2021.04.27

WING

JAL、本邦初の機内抗ウイルス化、7月に全機コーティング

ウイルス不活性化実証済み、3〜5年の効果持続

 日本航空(JAL)は、国内航空会社として初となる航空機客室内の抗ウイルス・抗菌コーティングを実施する。これまでJALでは、航空機内での感染リスクを低減させるため、夜間の飛行しない時間に消毒作業を行ってきたところ。さらなる機内の衛生・清潔性を向上させるべく、保有する航空機230機すべて同様のコーティング作業を行う予定だ。同作業は4月から開始し、7月中までには完了する予定で、日本エアコミューター(JAC)および北海道エアシステム(HAC)では、年内中に作業を完了させる。そしてJALグループ全体では、2022年から完全に抗ウイルス・抗菌コーティング済みの機材のみとなる。
 この度の施工で使用するコーティング剤は、愛知県の中村・フクイヤが開発した「ダイヤモンドマジィック D-VII」。施工したい箇所へ霧状に噴霧して乾燥すれば、コーティングが完了となる。施工する機内の場所は、・・・・・。

 地上でも進む抗ウイルス化、順次ラウンジ内も