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2021.04.23

ウイングトラベル

★茨城県、コロナ検査陰性の県民限定で旅行割引

 GW明けから実施計画、全国の自治体で初

 茨城県は4月22日、全国に先駆けて新型コロナウイルス感染症の検査と旅行を紐付けた新たな旅行スタイル「いば旅あんしん割事業」を5月の連休明けから実施すると発表した。これは、旅行日の1週間以内に抗原定量検査またはPCR検査を受診した県民に限定し、県内の宿泊旅行について一人泊当たり最大1万円を支援するもの。旅行前にコロナの検査を受診して陰性だった県民に限定して割引を行うのは、全国の自治体として初めて。
 茨城県の大井川和彦知事は4月22日の会見で、「需要はものすごくあるのではないか。皆さん、安心して旅行に行きたいという希望を持っている方が非常に多いのではないか。検査を受けて、自分も安心できて、相手にも迷惑をかけないで済むのであれば、是非行ってみたいと思っている方は非常に多いのではないかなと思う。そういう需要の見極めも含めてこうした事業を組んだ」として、検査で安心安全を担保した上で旅行したいとのニーズは高いのではないかと見通した。

 

※写真=「いば旅あんしん割事業」の概要