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2021.04.14

ウイングトラベル

★CEB、20年度決算は506億円の赤字に

 売上高73%減の516億円、旅客数は78%減

 セブ・パシフィック航空(CEB)はこのほど2020年通期(20年1〜12月)決算を発表した。売上高は前期比73%減の226億フィリピンペソ(約516億円)、営業損失が208億ペソ(約474億円)、純損失は222億ペソ(約506億円)の赤字となった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、航空便の運航が停止されたことにより、旅客数が73%減の500万人まで急減したことが響いた。
 同社はフィリピン政府によるコミュニティ隔離措置で航空便の運航が一時期全面的にストップしたこと。また、運航再開後も国内線の運航が中心で国際線の運航がほとんど行われなかったことにより、総飛行回数は71%減の4万1804回にとどまるとともに、旅客数も73%減少する結果となった。