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2021.04.05

ウイングトラベル

★TAT、観光産業に活力戻すために様々な取り組み

 新たな観光素材としてフリーダイビングを提案

 タイ国政府観光庁(TAT)は旅行業界向けに最新情報を提供するオンラインセミナー「アメージングタイランド・アップデートセミナー」をこのほど開催した。今回は新型コロナウイルス関連の最新情報に加え、アフターコロナ期に向けた新たな観光素材などの提案を行った。タイでは現在、国際観光再開に向けて段階的な制限緩和に関する検討が進められていることなどが紹介された。さらに、新型コロナウイルス収束後の観光の姿として「レスポンシブル・ツーリズム」の推進に関する取り組みに注力していく方針を強調。そのための1つの素材としてフリーダイビングに注目しているとした。
 同セミナーは今回で11回目の開催となった。セミナー冒頭では、TAT東京事務所のセークサン・スィープラワン所長があいさつした。セークサン所長は「新型コロナウイルスでタイの観光産業は大きな影響を受けている。そうした中でTATは観光業界に活力を戻すためにさまざまな取り組みを行っているところだ。また、政府は新型コロナウイルスの感染封じ込めに向けた取り組みとともに、国際交流の再開に向けて、入国制限をいかに緩和していくのかという点について検討を進めている。国際交流を再開するためには安心と健康をいかに担保することができるかが非常に重要であると思っており、これがタイの観光産業を救うための方法であると考えている」と述べた。

 

※写真=セミナー冒頭であいさつするタイ国政府観光庁のセークサン・スィープラワン東京事務所長

※写真=タイ・サムイ島から現地の状況について紹介したBaam Taoの谷田貝良成代表