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2021.03.26

WING

米海軍、トマホークミサイルブロックVを初受領

ブロックIV改修型、新規生産は2021年後半予定

 米海軍航空システム・コマンド(NAVAIR)は3月25日(米メリーランド州現地時間)、同日に米海軍が最初のトマホーク巡航ミサイルブロックVをレイセオンから受領したと発表した。ブロックVは既存のトマホーク巡航ミサイルの改良型で、誘導システムと通信システムが改良されている。
 今回米海軍に納入したのはブロックIVの既存在庫品をレイセオンが改修したもので、ブロックIVミサイルの有寿命部品を交換して寿命を更に15年延ばした上で、ブロックVとしての改修を行い米海軍からの再認証を受けているという。NAVAIRは、全てのブロックIVは再認証と近代化を行うとしている。ちなみに、レイセオンはブロックVの新規生産を2021年後半から開始する予定としている。・・・

 

※写真=レイセオンの改修ラインを出たトマホークミサイルブロックV(提供:NAVAIR)

※写真=2020年12月に行った米海軍駆逐艦「チェイフィー(DDG-90)」からのブロックV発射試験の様子(提供:NAVAIR)