東芝インフラシステムズ、対ドローンセキュリティで米社と提携

対ドローンセキュリティで2030年度に売上高300億円

　東芝インフラシステムズは3月23日、対ドローンセキュリティビジネスを展開する米国企業のフォーテム社（との間で、戦略的業務提携契約を締結したことを発表した。東芝インフラシステムズが、フォーテム社に1500万米ドルの出資した。
　東芝インフラシステムズでは今回のフォーテム社との戦略的提携により、世界各国で急増する空港や重要施設への侵入など、高まる不審ドローンによる被害防止ニーズにタイムリーに応えることで、インフラサービスカンパニーとして社会インフラのセキュリティ確保に貢献していきたいとしており、2030年度の対ドローンセキュリティビジネスにおける売上高300億円を目指す方針だ。
　フォーテム社は米国ユタ州に拠点を有しており、設置が容易な高精度の小型ドローン探知レーダのほか、ドローン捕獲用のネット射出型自律飛行ドローンなどといったカウンタードローン製品を市場送り込んでいる企業。・・・