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2021.03.24

WING

アストロスケール、宇宙ごみ除去技術実証衛星を軌道投入

 アストロスケールは3月23日、日本時間3月22日にスペースデブリ除去技術実証衛星「ELSA-d」の軌道投入に成功したことを発表した。
 「ELSA-d」を搭載したソユーズロケットは15時7分(日本時間)、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、計画通り飛行して高度約550kmで衛星を分離。その後、衛星から受信したテレメトリにより通信の正常を確認したという。
 アストロスケールによれば、スペースデブリの捕獲と除去に必要なコア・テクノロジーを初めて軌道上で実証する「ELSA-d」のミッションは、アストロスケールにとって重要な一歩だと強調。「ELSA-d」は電力状況などを点検した後、実証実験に挑むとしている。・・・

 

※写真=バイコヌール宇宙基地から打ち上げた「ELSA-d」。軌道投入に成功した(提供:アストロスケール)