記事検索はこちらで→
2021.03.23

WING

JAXA、D-NETが航空機運用統合調整システムのコアに

災害対応航空機動態情報等の情報連携基準化の加速

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めている「災害・危機管理対応統合運用システム(D-NET)」が、ウェザーニューズ、ナビコムアビエーション、三菱スペース・ソフトウエアが販売する「航空機運用統合調整システム」のコア技術として採用された。
 「航空機運用統合調整システム」はウェザーニューズ、ナビコムアビエーション、三菱スペース・ソフトウエアの3社がそれぞれ、JAXAのD-NETの成果を活用し、災害時における航空機の動態管理や地上の対策本部に集約される被災状況などの各情報をリアルタイムで連動させ、各防災機関間で情報共有、連携させるためのシステム。ウェザーニューズの「FOSTER-CoPilot」、ナビコム・アビエーションの「IMS-WEB+」、そして三菱スペース・ソフトウェアの「DiGMaps」で構成され、3社が各社の強みに応じて機能を担当する。・・・

 

※画像=JAXAが開発したD-NETが航空機運用統合調整システムのコアに(提供:JAXA)