記事検索はこちらで→
2021.03.22

WING

海自イージス護衛艦「はぐろ」が就役

佐世保第8護衛隊に配備、イージス艦8隻体制確立

 海上自衛隊とジャパン マリンユナイテッド(JMU)は3月19日、海上自衛隊のまや型護衛艦2番艦「はぐろ」の引渡式および自衛艦旗授与式をJMU横浜事業所磯子工場で執り行った。当日は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、参加規模を縮小して実施。岸信夫防衛大臣、山村浩海上幕僚長、武田博史防衛装備庁長官、千葉光太郎JMU社長をはじめとする、防衛省およびJMU関係者ら約100名が参加した。ちなみに、「はぐろ」の出港見送りには岸防衛大臣はじめ山村海幕長などの自衛隊側高官は参加せず、JMU関係者および若干の自衛隊関係者のみで見送られたため、少々寂しい出港となった。
 「はぐろ」の就役により、海自イージス護衛艦8隻体制が確立あするとともに、まや型は建造当初から弾道ミサイル防衛(BMD)能力が付与されているため、8隻全てがBMD能力を持つこととなった。
 「はぐろ」は佐世保基地の第4護衛隊群第8護衛隊に配備され、今後は乗員訓練を行うことになっている。・・・

 

※写真=イージス護衛艦「はぐろ」が就役したことにより、海上自衛隊のイージス艦8隻体制が確立した

※写真=「はぐろ」の引渡書と受領書

※写真=当日は岸大臣はじめ防衛省側のほとんどが帰ったため、出港見送りはJMU関係者が中心の少々寂しいものとなった

※写真=「はぐろ」は佐世保基地の第4護衛隊群第8護衛隊に配備となる。一旦横須賀港に寄港した後、佐世保に向かい、乗員訓練を行うこととなっている