エアロセンス、自律ドローンで船舶貨物検査実証に成功

非GNSS環境対応点検ドローン「エアロボインスペクション」開発

　エアロセンスと日本海事協会は3月18日、自律飛行ドローンを用いて甲板下にある貨物を積む船艙内における船舶貨物の検査(艙内検査)の実証実験を行ったことを発表した。
　エアロセンスはGPSなどの電波の入らない環境で自律飛行可能かつ暗所対応可能な非GNSS環境対応点検ドローン「エアロボインスペクション」を開発。この「エアロボインスペクション」を用いて、船舶や船舶を模擬した暗所屋内で予め設定しておいた経路を元に自律飛行にて撮影を行い、 船舶の検査に有効活用可能な写真データを取得し、3D点群データ及びオルソ画像を生成した。
　この機体にはGNSSの代わりにカメラで撮影された映像から環境の3次元情報と機体の位置姿勢を同時に推定するVisual SLAM技術を用いているほか、高輝度照明を搭載した。
　エアロセンスらによれば、・・・・・・・・・・・。