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2021.03.16

WING

ユーグレナ、ミドリムシ由来のジェット燃料が完成

 年内フライト投入へ向け最終調整

 ユーグレナ社、米国のChevron Lummus Global(CLG社)、Applied Research Associates(ARA社)の3社は、ユーグレナ社のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントで製造したミドリムシ(学名:ユーグレナ)などの原料を利用したバイオジェット燃料が完成したことを発表した。同社は年内のフライト投入実現に向けて、航空会社や航空局などと最終調整していく計画だ。
 ユーグレナ社は2018年10月末、横浜市鶴見区に日本初となるバイオ燃料製造実証プラントを建設。同プラントではCLG社とARA社が共同で開発したバイオ燃料アイソコンバージョンプロセス技術を採用しており、昨年1月末にはこの技術がASTM D7566規格の新規格を取得することに成功。今回、取得したASTM認証に適合したバイオジェット燃料を世界で初めて完成させたことになった。
 完成したバイオジェット燃料は、・・・・・。

※写真=横浜市鶴見区のバイオ燃料製造実証プラント