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2021.03.16

WING

ソフトバンク、高質量エネルギー密度電池の要素技術開発

HAPS向け無人航空機「Sunglider」搭載で長時間駆動も

 ソフトバンクと米国のエンパワーグリーンテック社は3月15日、質量エネルギー密度450Wh/kg級電池の開発に向けた要素技術の実証に成功したことを発表した。両社はIoT機器や携帯電話基地局などでの活用を想定した質量エネルギー密度(Wh/kg)が高く、軽くて容量が大きい次世代電池を見据えた材料技術の共同研究を行う契約を昨年3月に締結。翌月から共同研究開発に取り組んでいた。
 両社で共同開発に成功した要素技術を用いることで質量エネルギー密度450Wh/kg級電池が実用化されれば、現在実用化されているリチウムイオン電池に比べ、質量エネルギー密度が約2倍となる。そのためこの電池を用いれば、・・・・・・・。

※写真=開発した要素技術を用いた電池の試作品(提供:ソフトバンク)