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2021.03.15

WING

米国務省、ドイツ向けP-8A哨戒機のFMS承認

5機のP-8Aやレーダーなどで見積は17億7000万ドル

 米国務省は3月12日(米ワシントン現地時間)、ドイツ向けP-8A哨戒機と関連機器の有償軍事援助(FMS)を承認したと発表した。見積もり総額は17億7000万ドルで、国防総省安全保障協力庁(DSCA)は同日、議会に要求承認を通告した。
 今回のFMS内容をみてみると、ドイツ政府は5機のP-8A、9基の多機能情報伝達-統合戦術無線システム(MIDS JTRS 5)、12基のLN-251先進航空INS/GPS装置を要求している。また、要求にはエンジン、戦術オープンミッションソフトウェア(TOMS)、MX-20EO/IRイメージングシステム、AN/AAQ-2(V)1音響システム、AN/APY-10多機能レーダー、・・・