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2021.03.12

WING

米空軍、F-15EX初号機をボーイングから受領

エグリン空軍基地に到着、4月には2号機も受領

 米空軍は3月11日(米オハイオ州現地時間)、F-15EX戦闘機の初号機をボーイングから受領したと発表した。
 ボーイングのセントルイス工場で3月10日に受領したF-15EX初号機には、F-15EXを受領する試験部隊の第40飛行試験飛行隊(40FTS)と第85試験評価飛行隊(85TES)の指揮官2名が搭乗。セントルイス工場から飛行して、配備先であるフロリダ州エグリン空軍基地に到着したとのこと。米空軍は、F-15EX初号機を40FTSに、2021年4月末までに受領する予定の2号機を85TESに配備することにしており、これら機体を用いて運用試験を行う予定としている。また運用試験にあたっては、F-15EXの運用準備完了宣言に必要な試験を促進するために、F-15の有償軍事援助(FMS)型や米軍限定仕様のサブシステムおよび運用飛行プログラムソフトウェアなど、過去の試験データを活用するとしている。
 米空軍では、F-15EXを現在運用しているF-15C/D型機の後継機として位置づけており、・・・・・。

※写真=エグリン空軍基地に到着したF-15EX初号機(提供:米エグリン空軍基地)