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2021.03.11

WING

ANA、4-6月にIATAトラベルパス実証実験

検査機関デジタル証明発行やくカウンター手続き検証

 全日空(ANA)は3月10日、国際航空運送協会(IATA)が開発中の「IATAトラベルパス」の実証実験を開始することを発表した。ANAによれば、実証実験の期間は4月〜6月期に実施することでIATAと調整中だという。実証実験では、検査機関のデジタル証明書の発行や空港カウンターにおけるデジタル証明書の確認手続きなどを検証する。
 「IATAトラベルパス」はIATAが開発中のスマートフォンアプリで、旅客は自身のスマートフォンなどにアプリをダウンロードして、パスポート情報を読取る。顔認証と本人確認した上でデータを取り込み、自らの新型コロナウイルス検査結果やワクチン接種記録といった渡航に際して必要となるであろう情報を一元管理することができる。出入国に際して係員にアプリ画面を提示することで、非接触でスムーズに手続きを進めることができる。
 ANAによれば、実証実験開始に向けてIATAと調整を始めたばかりだとして、具体的な実施時期、対象となる路線・空港については、今後決定していくという。
 ちなみに実施時期は異なる可能性があるものの、・・・・・・・。

※写真=ANAは4-6月にIATAトラベルパスの実証実験を行う(提供:ANA)