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2021.03.10

ウイングトラベル

★2月の宿泊業倒産は8件、小規模倒産が中心

 TSR、20年度は東日本大震災に次ぐ高水準に

 東京商工リサーチ(TSR)がまとめた2月の宿泊業の倒産件数は、前年同月より3件多い8件、負債総額は61.0%減の8億2900万円だった。倒産件数が増加するのは2カ月ぶり。ただ、小規模倒産が中心だったため負債総額は減少した。
 2月の倒産8件のうち、半数を占める4件が新型コロナウイルス関連倒産だった。形態別では、「破産」が7件と9割を占めた。「特別清算」は1件だった。地区別では、関東と中部が各2件、北海道、近畿、中国、九州が各1件だった。