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2021.02.16

ウイングトラベル

★主要旅行会社の2020年実績、海外系ほど厳しく

 Go To恩恵少なく、国際交流の担い手どう守る

 既報の通り、2020年の主要旅行業者47社の旅行取扱額は、本紙集計によると総取扱額が前年比70.3%減の1兆4394億1100万円と7割減少したが、47社の個別実績をみても、ほとんどの会社が6割から8割の減少となり、業界全体が非常に厳しい結果となった。また、もともと海外旅行の取扱いシェアが大きい旅行会社ほどマイナス幅が大きくなっており、国内旅行の需要回復策であるGo Toトラベル事業の恩恵が少ない旅行会社はより厳しい状況となっている。国際交流の担い手である事業者をどう守っていくかは大きな課題と言える。

 

※表=2020年年間(1-12月)の主要旅行業者の取扱状況(観光庁の月次統計をもとに編集部算出)
http://jwing.net/t-daily/data2021/2020_01-12.pdf