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2021.01.25

WING

SPRING JAPAN南京線へ新規就航、成田発116人と盛況

隔週で運航、需要戻ればデイリー化にも意欲

 SPRING JAPAN(春秋航空日本:SJO)は1月22日、国際線の成田-南京線を新規開設した。当面は2週間に1往復で運航する。初便の成田発IJ125便に搭乗した旅客は116人と、感染症影響で移動が制限される中としては比較的盛況な様相。そのうちの110人は中国国籍で、ほとんどが帰国需要だ。SJOではこの度の南京線開設について、公共交通機関として中国へ戻りたい人の役に立つためだと説明した。今後2019年の規模まで需要が戻ればデイリー運航として、日中の交流促進に協力していきたいという。
 交流の客足が途絶えた空港に一時の賑わいが戻った。南京へ向けて飛び立つIJ125便のゲート前に旅客が列をつくった。その多くが帰国する中国人。春節を本国で過ごすため、中国への帰国需要が増加している。SJOでは中国からの指示を受けて搭乗率75%まで、最大141人となるため、満席に近い状況となった。・・・

 

中国帰国需要に対応、中国の協力で新規実現
中国行きは盛況も日本着便は1ケタに

 

※写真1=放水アーチを通過して南京へ向かうIJ125便

※写真2=116人の旅客が搭乗。防護服を着た旅客も

※写真3=横断幕で出発便を見送る。初便行事は比較的簡素なものに