陸自オスプレイ、米本土から5機輸送開始へ

2月中旬までに岩国基地に到着予定

　木更津市役所は1月22日、陸上自衛隊のV-22オスプレイの輸送について防衛省からの通達を公表した。これによれば、現在米国本土にある5機のV-22（2015年度調達分3機と2016年度調達分2機）を、今週中に米本土から日本に向けた海上輸送を開始する。
　この5機は岩国基地に到着次第、既に到着済みの1・2機目と同じく組み立ておよび受け入れ試験を実施。安全を確認した後に、米側要員が操縦して木更津駐屯地まで飛行するとのこと。なお、木更津駐屯地までの飛行は1日あたり1機の予定であるが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、米側要員による輸送作業の実施時期は未定となっている。

※写真＝新たに5機の陸自V-22が日本に向け輸送を開始する。写真は2機目の木更津到着時のもの（提供：陸上幕僚監部）