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2020.12.11

ウイングトラベル

【訃報】●元グアム政府観光局日本代表の光森裕二氏死去

 グアム日本人送客拡大に貢献、名誉市民授与

 グアム政府観光局日本代表を務めた光森裕二氏が12月10日午前7時52分、脳梗塞のため死去した。66歳。通夜は12月13日18時(受付17時)から、告別式は12月14日10時45分(受付9時45分)から越谷南葬祭センター(住所:埼玉県越谷市南町1−22−22、電話:048−961−5811)で執り行われる。喪主は夫人の昌代さん。
 通夜・告別式は家族葬で執り行い、感染状況に鑑み、参列者の人数を把握し、分散化を図るため、弔問者はURLのフォームから出席、メッセージ等を記入する。

 

※記入フォームURL
https://bit.ly/376iEjy

 

 光森氏はグアム政府観光局日本オフィスで、24年間にわたりグアム観光の魅力を日本市場で訴求し、グアムへの日本人旅行者の送客拡大に貢献した。
 2016年9月30日の退任時には、グアム観光への貢献を讃え、都内ホテルでグアム政府観光局による退任慰労パーティが開催され、グアム政府観光局理事会から「理事会特別賞」、グアム19自治体全ての村長から「グアム名誉市民賞」、グアム準州知事から「知事賞」の感謝状が贈られた。
 グアム名誉市民賞の日本人受賞は、横井庄一氏に続くもので、光森氏のグアムへの貢献がいかに大きいものかを象徴している。
 光森氏は、“いるだけの観光局だけでなく、外に出ていく観光局”として24年間、先頭に立って意欲的にセールス活動、プロモーション活動を展開した。
 とくに、光森氏は全国のグアム直行便就航都市を中心に、セールス活動を継続的に行い、旅行業界だけでなく、メディアに対しても営業活動を展開した。また、グアムのマーケットをウェディング、MICE、教育旅行、スポーツツーリズムなどに領域を広げて多様化させるとともに、量とともに質の向上へ、グアム観光のクオリティを高めることにも貢献した。

 

※写真=2016年9月の退任慰労会で、グアム名市民の称号を授与される光森氏(左)