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2020.12.10

ウイングトラベル

★アジア各国・地域の訪日旅行意欲、依然高く

 小規模分散型ツアーの試行時期等に注目集まる

政府は「感染拡大防止と観光需要回復のための政策プラン」を決定し、国際観光交流では感染状況が落ち着いている国・地域から主催者が防疫措置を徹底した上で管理された小規模分散型パッケージツアーを試行的に実施する方針が示されたが、その時期や制度設計に注目が集まっている。アジア各国・地域でも出入国制限が緩和されれば訪日旅行に行きたいとの調査結果が複数出ており、まずは日本のコロナ第三波を乗り切り感染を収束させていくことを大前提に、コロナ禍を経てどのように国際交流を段階的に再開させていくのか、今後の制度設計が注目される。

 

■渡航制限解除されたら「すぐ日本に行きたい」56%
 台湾で8000人に調査、コロナ対策等の情報知りたい
■桜シーズンの訪日旅行の販売再開希望が7割
 JNTOハノイ事務所調査、出入国制限緩和と安全宣言必要
 観光往来再開されれば1年以内に訪日希望67%
 ベトナムの消費者300名に調査、団体旅行が主流

※写真=観光往来再開後に1年以内の訪日を希望する人が計67%に(JNTOハノイ事務所調査結果より)