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2020.09.03

WING

9月入るも座席供給量削減に歯止めかからず

世界の座席供給量、前週比60万席減

 9月に入り季節はいよいよ秋に移ろっていくが、航空会社の座席供給量削減の動きは、依然として歯止めがかからない。フライトデータなどを提供する英国OAGのまとめによれば、先週の段階で今週提供することが計画されていた世界の航空座席供給量は約5900万席だったものの、蓋を開けてみると約60万席減少した5840万席に減少する見通しにあることが明らかになった。
 航空会社にとって一年のうちで最大の稼ぎ時であるはずの夏の旅行シーズンは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で航空需要は消失してしまった。依然として厳しい出入国制限措置を各国政府が講じており、とりわけ国際線への影響が大きい。
 OAGのジョン・グラント氏は「航空業界は新型コロナ危機からの回復期において、恐らく最も重要な6週間に入る」とコメント。その意味するところは、今後6週間で「多くの航空会社は年間のキャパシティ計画を作成することになるため」と説明した。・・・

 

来週6200万席計画も短期的調整続く
世界3大市場も供給減少傾向に

 

※写真=9月に入るも依然として削減傾向に歯止めがかからない世界の航空座席供給量。削減の波はどこまで続くのか(提供:OAG)

※グラフ=新型コロナウイルスの感染拡大が顕在化した1月20日の週以降の座席供給量推移(提供:OAG)