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2020.09.01

WING

ソラシドエア、9月中旬以降に317便追加減便

 ソラシドエアは新型コロナウイルス感染拡大に伴う需要減退を受けて、9月18日から30日までの間、計317便を追加減便することを決めた。
 すでに9月1日から17日までの間、当初計画便の50%に相当する679便を運休することを決めるなど、9月に入っても新型コロナウイルスの影響が大きく残る。ちなみに今回の追加減便によって、9月中の減便数は996便となり、その減便率は42%に達した。
 ソラシドエアのこれまでの減便数推移をみてみると、4月は923便(減便率:38%)、5月は1612便(減便率:65%)、6月には1680便(減便率:70%)に達した。しかし7月に入ると819便(減便率:33%)、8月には271便(減便率:11%)と、運航便が徐々に回復。夏の旅行シーズン需要を見込んで運航便を回復させてきたものの、蓋をあけてみれば感染は再拡大し、ソラシドエアが期待した夏の旅行需要は空振りに終わった。さらに、未だ感染拡大の収束目処が立たず、需要も低迷していることから、9月の運航計画では再び減便数を増やすかたちとなった。

 

※写真=ソラシドエアは9月に317便の追加減便。コロナ拡大による需要低迷の影響が続く