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2020.09.01

WING

航空輸送統計6月、国内線旅客は前年比79.5%減

国際線97.8%減、コロナ影響で内際ともに影響大

 国土交通省が8月31日に発表した6月の航空輸送統計速報によると、国内定期便の旅客数は173万7000人と、対前年同月比79.5%減の大幅な減少となった。一方、国際線についても前年同月比97.8%減少した4万3000人に留まり、6月も国内線・国際線ともに新型コロナウイルス感染拡大の大きな影響を受けたことがあらためて浮き彫りとなった。
 国土交通省の航空輸送統計速報によれば、国内線は人キロベースで79.6%減少した15億9741万0千人キロに、座席利用率は47.4%となった。
 また、国内線の貨物輸送量(超過手荷物、郵便物含む)は55.3%減少した3万1475トン、トンキロベースでみると、55.1%減少した3392万4千トンキロだった。重量利用率は38.6%だった。
 とりわけコロナ禍の影響が大きい国際線については、人キロベースでみてみると、96.8%減少し、わずか2億8455万7千人キロに留まった。座席利用率も27.2%と低調だった。
 国際線の貨物輸送は重量ベースで30%減少した9万1571トン。トンキロベースでは27.7%減少した5億2405万7千トンキロだった。・・・