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2020.08.26

WING

日本や欧米など暗号通貨業界にLazarusがサイバー攻撃

エフセキュアが特定、北朝鮮と繋がり深いサイバー犯罪集団

 

 エフセキュアは8月26日、暗号通貨業界の企業に対する攻撃に、北朝鮮と繋がりが深いLazarus Groupが関与しているとのレポートを発表した。Lazarus GroupはAPT38、Hidden Cobra、Zincなどの別名でも知られており、主に金銭目当ての攻撃を仕掛けるサイバー犯罪者集団だ。
 エフセキュアによれば、同社が検証したところ、同グループが攻撃している証拠を掴んでいるとのことで、日本のほか、米国、英国、オランダ、ドイツ、シンガポールなど、暗号通貨業界を対象としたサイバー攻撃を展開したとの結論を得たとした。