★宿泊施設向け補助金の第2期公募を開始

　バリアフリー化やサーモグラフィー導入など支援
　
　観光庁は宿泊施設を対象とした「宿泊施設バリアフリー化促進事業」と「宿泊施設基本的ストレスフリー環境整備事業」の第2期公募を開始した。9月11日まで公募を行う。宿泊施設バリアフリー化促進事業は事業費の2分の1、500万円を上限に補助を行う。宿泊施設基本的ストレスフリー環境整備事業には事業費の3分の1、150万円を上限に補助を行う。
　観光庁は2020年度予算で「訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業」として54億1200万円を計上している。今回の2つの事業はこの予算から実施するもの。
　宿泊施設バリアフリー化促進事業は宿泊施設の客室の客室、共用部におけるバリアフリー化を支援する。補助対象となるのは、旅館業法の営業許可を得た宿泊施設となる。補助対象となる事業は客室のバリアフリー化、客室トイレのバリアフリー化、客室浴室のバリアフリー化、ワーケーションスペースの整備、スロープの設置、車イス対応エレベーターの設置、共用トイレのバリアフリー化、食堂の段差解消といった事業が対象となる。

※宿泊施設バリアフリー化促進事業のURL

※宿泊施設基本的ストレスフリー環境整備事業