大規模改修の伊丹空港、8月5日グランドオープン

制限エリアに31店舗、国内線初のウォークスルー

　関西エアポートは来る8月5日に、これまで整備を進めてきた伊丹空港の南北ターミナルをグランドオープンする。保安検査後の物販ゾーンでは、国内線で初めての導入となるウォークスルー型商業エリアを展開。そこから続く飲食ゾーンでは、中心にオープンスペースを設けて、食事以外にも休憩などで利用できるようにする。制限エリア内に31店舗を展開する。また、航空機利用者に限らず、周辺地域からも気軽に空港を訪れることができるよう、一般エリアにも5店舗を新規オープン。観光・ビジネスに一層寄与する新たな施設へ生まれ変わる。
　伊丹空港のターミナル大規模改修事業は、2016年2月から始まった。実に約50年ぶりの大規模改修となる。ターミナル中央および屋上エリアは、・・・

※図＝伊丹空港グランドオープンのポスター。ビジネス利用だけでなく、観光利用や周辺地域からも気軽に寄れるスポットとしての利用も目指す（提供:関西エアポート）