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2020.07.07

WING

米国務省、仏に3機のE-2DのFMS承認

 米国務省は7月6日(米ワシントン現地時間)、フランスに対するE-2D 3機の有償軍事援助(FMS)を承認したと発表した。見積もり金額としては、E-2D 3機と関連機器の売却で20億ドルになるとのこと。国防総省安全保障協力庁(DSCA)は同日に議会に要求承認を通告した。
 今回のFMSで主に売却するのは、E-2D 3機のほか、T-56-427Aエンジン10基(6基搭載、4基補用)、AN/APY-9レーダー3基、AN/ALQ-217電子戦支援想定装置4基(3基機搭載、1基補用)、AN/AYK-27統合ナビゲーションシステム3台、Link-16(MIDS-JTRS)通信システム5基(3基搭載、2基補用)、統合任務立案システム各種ロジスティクスサービスを含んでいる。また、共通システム統合研究所および試験装備品をフロリダ州・メルボルンとフランス国内に設置することも含まれている。