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2020.06.09

ウイングトラベル

★レイルヨーロッパ、鉄道の運行状況を説明

 封鎖措置緩和が広がるが各種移動の制限続く

日本旅行業協会(JATA)アウトバウンド促進協議会(JOTC)のB2Bウェブセミナーで、レイルヨーロッパジャパン在日代表の加々美恵理氏が登壇し、ヨーロッパを中心とした世界の鉄道の新型コロナウイルス(COVID-19)に対する現状を説明した。
 まず、ヨーロッパの状況を紹介。乗客が通常より少ないことから、6月は本数を減らして運行。さらにソーシャルディスタンス確保のため、50%のキャパシティで隣席を空けて着席できるようコントロールしている。そのため、通常提案する時間帯や曜日などに応じた割引料金の設定がなく、現在はノーマルに近い運賃がほとんど。今後は利用客の増加により、徐々に列車の本数も増やしていく計画だという。なお、高速列車のリリア、TGV、タリスなど、車内での食事提供サービスは現在停止している。