記事検索はこちらで→
2020.05.29

WING

NAA、航空会社など230億円規模の追加支援へ

猶予延長・減免、田村社長「長期間続く覚悟」

 成田国際空港会社(NAA)の田村明比古社長は5月28日の会見で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で低迷する航空会社やテナントへの追加支援を発表した。3月から着陸料や施設使用料など支払い猶予や減免措置による100億円規模の支援を行ってきたが、6月以降にも拡大・延長するとして、さらに230億円規模の支援を行う。航空業界の危機は3月以降さらに増し、一層厳しい状況だ。田村社長は、過去最大とした一次支援から、さらに規模を拡大した支援を行うことに「かなり長い期間続くという覚悟を持って、第2弾の支援措置に踏み切った」ことを強調。さらに「航空機の運航、店舗の営業がなければ空港は成り立たない。NAAと関係事業者は運命共同体」だと説明。今後の復航・再開に向けて、何としても航空路線やテナントを維持したい考えを示した。
 NAAが実施を決めた追加措置は3つ。1つ目は・・・・・・・・・。