帝国データ、新型コロナウイルス関連倒産8件 　

旅行関連はルミナスクルーズと愛トラベル

　帝国データーバンクは3月11日、新型コロナウイルス感染症の影響による倒産が全国で8件に及んだと発表した。法的整理が5件、事業停止が3件で、旅行・観光関連では、神戸のルミナスクルーズ、広島の愛トラベルの2件。地域別では、近畿が3件で最も多く、北海道、東北、北陸、中部、中国が1件。
　帝国データバンクでは、「もともと経営難、厳しい経営環境に置かれていた共通点があり、新型コロナウイルスが追い打ちをかけ法的整理・事業停止に踏み切っている。今後は、エリア拡大や新型コロナウイルスが主要因となる倒産、 連鎖倒産の発生が懸念される」と予想した。

※新型コロナウイルス関連倒産