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2020.03.12

ウイングトラベル

【続報】愛トラベルが破産申請、負債総額3億円

消費者への負債は3000万円強、弁済限度額1100万円

 東京商工リサーチ(TSR)によると、(株)愛トラベル(広島市安佐南区川内6-44-32、設立1998年6月、資本金5500万円、南波好紀社長)は3月10日、広島地裁に破産申立を行った。負債総額は債権者約1100名に対して3億円。そのうち、旅行代金を支払い済みの債権者は約1000名で、負債は3000万円強。
 愛トラベルは、広島県知事登録の第2種旅行業(第2-289号)。全国旅行業協会(ANTA)の正会員で、弁済限度額は1100万円。このため現時点では消費者に対する負債を全額保証できるかどうかは未定としている。ANTAは3月11日より、愛トラベルに関する認証申出の受付を開始した。
 なお、クレジットカードで旅行代金を支払った方に対しては、同協会に弁済認証申出をする前にクレジットカード会社に問い合わせるよう呼び掛けている。クレジットカード会社による支払いの免責(引き落としされない、返金等)があった場合には、同協会に連絡するよう合わせて呼び掛けた。

 

※愛トラベルのウェブサイト