記事検索はこちらで→
2020.02.07

WING

ソラシドエア、悲願の福岡就航初路線は那覇線に

3月末開設、複数社就航の激戦路線に参入

 ソラシドエアは2月6日、来る3月29日から、福岡-那覇線に就航することを決めた。ソラシドエアの中期経営計画で重要な項目に位置付けられていた福岡空港就航は、那覇線からスタートすることになった。同日、全日空(ANA)と、この路線でコードシェアを展開することもあわせて発表した。
 ただ、福岡-那覇線とえいば、航空会社からも人気の高い路線だ。ANAはもちろんのこと、日本航空グループの日本トランスオーシャン航空、スカイマーク、そしてLCCのピーチ・アビエーションも就航する激戦路線。「九州・沖縄の翼」を標榜するソラシドエアだが、後発ということもあって、激しい闘いを繰り広げざるをえないことは想像に難くない。
 ソラシドエアは「我々は九州・沖縄の翼であるということを掲げており、福岡空港就航は社員の悲願でもあった」との認識を示しつつ、福岡空港の誘導路二重化によって新たな枠が生まれるというチャンスによって、同空港に就航することが決まったことに言及。そのなかであえて福岡-那覇線という激戦路線に就航する理由として、福岡、那覇共に大きな都市であって需要が見込まれることに加えて、「インバウンド需要も期待することができる。インバウンド客の国内移動の需要もあるだろう」との見方を示した。目標とする搭乗率は「70%以上」に据えており、旺盛な需要の取り込みを図る狙いだ。・・・

 

〔運航ダイヤ〕
・福岡13時35分→那覇15時25分
・那覇11時10分→福岡12時55分

 

※写真=ソラシドエアが福岡-那覇線に就航することが決まった