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2020.02.07

WING

JAL北京・上海線、一部中国発便の運航休止

夜間駐機せず引き返し、一部便の小型化も

 日本航空(JAL)は2月6日、新型コロナウイルスの影響に伴って中国線の一部運休・機材小型化を追加決定した。2月6~17日には、北京発のJL020・JL860便、上海浦東発のJL872便の運航を休止する。
 これらの便はすでに2月18日~3月29日の運航休止を決定したが、追加して同期間の運航を取り止めた。これは、夜間に駐機した機材で出発する便で、入国制限の動きに伴って、乗員を中国へ滞在させないための措置。日本発往路便は運航するも、夜間駐機せずに日本へ引き返す。JALはこの一連の措置によって、中国線の北京、上海、広州、大連、天津の運航便数は週98便から43便になる。
 また羽田-北京線の羽田発JL021便、北京発JL022便は、2がつ17にちから3月28日まで機材の変更を決定した。通常227席の767-300ERのところ、期間中は206席の787-8で運航する。