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2020.01.16

WING

空自、豪州森林火災で2機のC-130Hと人員70名派遣

消火・復旧活動に関連する人員・物資を輸送へ

 防衛省・航空自衛隊は1月15日、オーストラリアで発生している森林火災に対し、国際緊急援助活動を実施すると発表した。これは豪州政府からの要請を受けてのもので、航空自衛隊は航空支援集団の人員を基幹に、国際緊急援助活動空輸隊を臨時編成。隊司令の太田将史1等空佐以下人員約70名とC-130H輸送機2機が豪州に向け、小牧基地を飛び立った。
 国際緊急援助活動空輸隊は現地到着後、豪州政府からの要請に基づき、消火・復旧活動に関連する人員・物資の輸送を行なうとのことで、派遣期間は未定で、現地のニーズにより調整するとしている。

 

※写真=豪州森林火災に対する国際緊急援助活動のため、小牧基地を離陸するC-130H(提供:航空幕僚監部)

※写真=国際緊急援助活動空輸隊の隊員たち(提供:航空幕僚監部)