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2019.10.30

ウイングトラベル

サイパン直行便就航記念レセプション開催

トーレス知事「SKYの成功はマリアナの成功」

 マリアナ政府観光局(MVA)は、スカイマーク(SKY)による成田−サイパン線直行定期便の就航を1カ月後に控えた10月29日、グランドハイアット東京で記念レセプションを開催した。
 昨年5月にデルタ航空がサイパン線から撤退して以降、日本からサイパンへの直行定期便は途絶えていたが、が11月29日から成田−サイパン線に週7便のデイリー運航で就航し、日本からの直行便が復活する。
 それだけに現地側の期待は大きく、レセプションの冒頭に挨拶した北マリアナ諸島自治連邦区のラルフ・トーレス知事は、「北マリアナの観光産業の基礎は40年前の日本からの投資と観光客によって築かれ、現在も日本の観光マーケットは最もプライオリティの高い市場である。スカイマークの就航により再び多くの日本人観光客が美しい島々を訪れてくれることを心待ちにしている」としたうえで、「スカイマークの成功はマリアナの成功だと考えている」と最大限の表現で期待を示した。

 

 SKY市江社長「日本代表の航空会社として頑張る」
 片道3800円記念運賃、個人サービス充実

 これに対して、スカイマークの市江正彦社長は、「“スカイマークの成功がマリアナの成功だ”というような言葉をいただくことは滅多にないこと。このような機会をいただけたのは名誉なことであり、一企業というよりも、サイパン線に関しては日本を代表する航空会社として頑張っていきたい。直行便復活のパートナーをJALでもなくANAでもなくSKYを選んでくれたことに感謝する」と述べ、スカイマークとして初の国際定期路線進出となるサイパン線の成功への決意を表明した。

 

※写真=関係者全員で記念撮影

 

 DOBERMAN INFINITYを観光大使に任命

 マリアナ政観も直行定期便復活に向けてプロモーションを強化しており、人気ダンスグループ「エグザイル」などと同じLDH JAPANに所属する、若者に人気の5人組ヒップホップグループ「DOBERMAN INFINITY(ドーベルマン・インフィニティ)」をマリアナ観光大使に任命。若年層に対するサイパン、テニアン、ロタをはじめとする北マリアナの島々のアピールを強化する計画だ。

 

※写真=マリアナ観光大使に任命されたDOBERMAN INFINITYとマリアナ関係者