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2019.08.20

WING

ANA機、急な揺れ遭遇で乗員乗客計4名負傷

航空局、航空事故に認定も中国当局が原因調査

 全日空(ANA)は8月19日、去る8月15日の羽田発北京行きのANA963便(787-8型機:JA808A)が飛行中、急な揺れに遭遇したことで、化粧室付近にいた旅客2名と客室乗務員2名の計4名が負傷したという。航空局によると、この件について航空事故に認定。ただ、中国の領域で発生したものであることから、原因調査の実施については、中国当局が判断するとしている。
 ANAによると、去る8月15日の19時23分頃(北京時間)、北京空港の北東約140kmの上空5500メートルを飛行中、シートベルト着用サイン点灯後、間もなくして急な機体の揺れに遭遇。この揺れで旅客2名と客室乗務員2名が負傷した。
 ANAによると、北京空港到着後に現地の病院で負傷者を診察したところ、旅客は右足内側の楔状骨剥離骨折、もう一名は腰部軟組織損傷との診断を受けた。客室乗務員についても、右膝捻挫および腰部挫傷と診断を受けたことを明かした。
 なお、当該機は飛行を継続し、20時52分北京に着陸した。