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2019.07.04

WING

BAEシステムズ、MQ-25無人機チームに参加

ボーイングより操縦系統等管制システムを受注

 BAEシステムズはこのほど、ボーイングより米海軍初の艦載無人航空機MQ-25のビークル・マネージメント・コントロール・システムおよびIFF(味方識別)システムの供給者を選定されたことを明らかにした。
 ビークル・マネージメント・コントロール・システムは全ての操縦舵面をコントロールし、機体全体の管理を実施する重要なシステムである。IFFシステムは敵の存在する環境下で味方機と敵機を確実に識別する機能が求められる。BAEシステムズ製のIFF応答機(トランスポンダ)は小型化され、無人機にも搭載可能となっている。
 MQ-25は米海軍で最初に空母から運用される無人航空機であり、最も運用需要の高い空中給油能力を供給するよう設計される。米海軍が2024年までにMQ-25の初度運用能力(IOC)を獲得できるよう、ボーイングはMQ-25を4機納入すべく設計、試作、開発を行っており、BAEシステムズはこれを支援していく。

 

※写真=MQ-25無人艦載給油機の試作機(提供:ボーイング/BAEシステムズ)