ウイングトラベル
マレーシア・セランゴール州、観光素材紹介
多様なターゲットへ25万人の日本人客めざす
マレーシア・セランゴール州政府観光局は、日本の旅行業界に同州の観光素材を説明する「ロードショー・ジャパン2019」を東京で開催した。同州政府観光局は昨年から日本でのプロモーションを本格化。ロードショーか昨年に続き実施されるもので、東京のあと名古屋と大阪でも旅行会社向けのセミナーが開催される。
セランゴールは首都クアラルンプール(KL)を取り囲むマレーシア最大の州。9つの地区に分かれ、それぞれにその土地ならではの観光スポットが点在している。ロードショーに合わせた来日した同州のダト・アブドゥル・ラシド・ビン・アサリ観光文化大臣は、弊誌らのインタビューでセランゴール観光の魅力について、「エコツーリズム、文化体験、教育旅行、メディカルツーリズムなど多様な観光機会があり、付加価値の高い旅行を提供している。州内の観光地は世界中から注目を集めており、旅行者にとって人生の思い出がつくれる場所になると思う」と説明した。
日本語サイト開設でオンラインプロモーション
同州政府観光局では、日本でのプロモーション活動の強化の一貫として、日本語のウェブサイトを開設。これまでの各SNSでの発信に加えて、オンラインでの訴求を強めていく。ウェブサイトでは、人気観光スポット、フォトジェニックポイント、ローカルグルメなどを紹介。今後、ホームステイ、エコツーリズム、教育旅行などテーマ別のコンテンツを加えていくほか、旅行会社が造成する同州のツアーも掲載していく予定。観光局では、消費者向けだけでなく、旅行会社向けのBtoBツールとしても活用を促していきたい考えだ。
※写真=ダト・アブドゥル・ラシド・ビン・アサリ観光文化大臣(中央)とセランゴール州政府観光局関係者
※写真=セミナーの様子