4月に対馬海峡通過の露艦艇が再び通過

　統合幕僚監部は、ロシア海軍ウダロイI級駆逐艦2隻とドゥブナ級補給艦1隻の合計3隻による対馬海峡通過を確認した。同3隻は6月12日午前8時ごろ、下対馬南西沖約150キロの海域を北東へ進み、同海峡を通過した。去る4月2日には、同艦艇による対馬海峡南下を確認していた。
　6月12日にロシア海軍の3隻を確認したのは、海上自衛隊第3ミサイル艇隊「しらたか」（佐世保）および第1航空群（鹿屋）のP-3C。長期間の航海を行ってきたものと思われる。

※写真＝ロシア海軍のウダロイI級駆逐艦（上）とドゥブナ級補給艦（下）。4月2日に対馬海峡を通過した艦艇と同じ（提供：統合幕僚監部）