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2019.06.13

WING

レーザー高速通信実用化で航空機を守れ

JAXA、レーザー光から航空機保護する実証実験

 

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、地上と宇宙機を繋ぐ通信に、レーザー光を使った高速光通信が求められる時代がまもなく到来するだろうと予測している。そうしたなか、懸念されることの一つが、飛行中の航空機の乗員乗客を、レーザー光の危険性から守らなければならないということだ。そこでJAXAでは飛行中の航空機にレーザー光を当てない航空保安機能を有するなど、レーザー光の安全な発射運用を行うための実証実験を実施する計画にあることが分かった。これまでも欧米でレーザー光から航空機を守る実証実験が行われ、レーザーレンジング(SLR)技術として欧米で確立されてはいるが、JAXAとしては国産化を視野に入れて、技術の確立を急ぐ方針だ。
 宇宙ビジネスがいよいよ本格的にスタートしようとしているほか、月や火星などに係る有人宇宙計画も、あらたなフェーズで動き出した。そうしたなか、月や惑星探査など、将来の宇宙機との通信においては、従来以上に高速通信が求められるようになっており、レーザーを用いることで、電波を使った通信と比べて格段に高速な通信を実現することが可能になる。