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2019.06.10

ウイングトラベル

日観振19年度総会開催、事業計画を決定

2次交通充実や食など新たな観光需要創出推進

 日本観光振興協会(日観振)は6月7日に「令和元年度通常総会」を開催した。総会では2018年度の事業報告と収支決算、19年度の事業計画、収支予算について審議し、原案通り承認された。19年度は2次交通の充実に向けた取り組みの推進やDMO推進につながる人材育成事業、国際競争力のある観光地域づくりの推進、ガストロノミーツーリズムなど新たな観光需要の創造を図るための取り組み、双方向交流事業の拡大に関して各種事業を行っていく。

 

 山西会長「幅広い業界と連携し観光先進国実現」

 

 総会冒頭で日観振の山西健一郎会長があいさつに立った。山西会長は「訪日外国人旅行者が3000万人が突破した中で観光の重要性が一層高まっている。そうした中で日観振としては幅広い業界と連携して観光先進国に向けた諸活動を展開していく。また、地域の観光活性化に向けて観光客の足の確保が重要となってくる。そうした中で、2次交通の充実に向けて専門部会を設けて検討を進めていく。さらに新たな観光需要の創出に向けて体験ツーリズムに着目した取り組みにも力を入れていきたいと考えている」と述べた。

 

※写真=総会であいさつする日観振の山西健一郎会長