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2019.05.13

WING

IHI18年度決算、6.7%減収も為替好転で増益

航空・宇宙・防衛事業、売上増も営業利益減

 IHIが先頃公表した2018年度連結決算は、受注高が前期比7.0%減の1兆3992億円、売上高も同6.7%減の1兆4834億円となった。損益面では営業利益は民間航空エンジンの採算性低下があったものの同14.1%増の824億円、経常利益は投資損益、為替損益の好転などで同206.9%増の657億円となり、親会社の株主に帰属する当期純利益は同381.1%増の398億円となった。
 民間航空機エンジン事業で発生した不適切検査事案の影響では、今年2月から3月にかけての自主的な操業停止のによる操業損が売上原価に計上され、現状で可能な補償費用やペナルティ費用は営業外費用に計上されているという。
 セグメント別業績のうち、航空・宇宙・防衛セグメントは受注高が民間航空エンジン、ロケットシステムなどの増加で前年度比6.0%増の4943億円、売上高は民間航空エンジンの増加で同6.1%増の4922億円、営業損益はPW1100Gエンジン不具合対応費用負担は減少したが、引渡エンジン台数増の影響などで22.8%減の464億円となった。

 

19年度見通し、全社・航空とも減収減益見込む
不適切検査影響で操業差損など調整額に織り込む

 

民間航空エンジン売上は初の3000億円超に
PW1100Gは18年度660台を販売

 

▼V2500=7688台(うち2018年度販売数:180台)
▼GE90=2715台(同:98台)
▼CF34=5331台(同:246台)
▼GEnx=1826台(同284台)
▼PW1100G=1058台(同:660台)
▼Passport20=66台(同:53台)